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FTXでは追証・ゼロカットなし!追証がない注意点とは

本記事の内容はFTXの内容を記載しています。
FTX Japanのサービスとは異なる場合があります。日本国内でFTXを利用したい方はFTX Japanへの登録・口座開設がおすすめです。

FTXでは追証・ゼロカットなし!

海外仮想通貨取引所「FTX」は、豊富なデリバティブ商品や信頼性の高さ・ユニークなトークン・面白いキャンペーン等で知られています。
最大レバレッジも101倍ですし、FTXでトレードをしてみたい方は多いのではないでしょうか?

FTXには追証もないので、借金の心配がなく、安心の仮想通貨取引所です。
しかし、FTXの追証の欠如には欠点もあります。

本記事では、FTXの「追証なし」のメリット・デメリットや注意点を確認しましょう。

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FTXでは追証・ゼロカットなし

FTXには、追証・ゼロカットがありません。
仮想通貨取引ではよく耳にする単語ですが、そもそも「追証」「ゼロカット」とは何でしょうか?

ここでは、「追証」「ゼロカット」の意味と「追証なし」が意味することの理解を目指しましょう。
関連して覚えておきたい事項も合わせてご説明するので、参考になれば幸いです。

(1)「追証・ゼロカットなし」とは

まずは「追証」と「ゼロカットシステム」、そして取引で絶対に知っておきたい単語「ロスカット」の意味を確認しましょう。

FTXで決済が強制的に終了する基準となる「FTXのロスカット基準」についても、ご説明します。

①「追証」とは

追証(おいしょう)とは、証拠金維持率が低下した時に、追加証拠金を請求されることです。
証拠金維持率は、レバレッジ取引を行うため、最低限必要な投資額に基づきます。
損失を出すと証拠金維持率は下がっていき、結果的にレバレッジ取引の継続ができません。

レバレッジ取引を続けるには、取引所から請求された追加証拠金の入金が必要です。
もし期日内に入金しなければ、強制的に決済されるでしょう。

実は多くの場合、追証が原因でトレーダーは借金を抱えます。
損失がかさんで自己資金を超えると、追証は取引所に返済すべき借金となるからです。

追証=借金となる恐れがあるため、「追証なし」は大きな魅力になります。

②「ゼロカットシステム」とは

ゼロカットシステムとは、投資額以上の損失を防止するシステムです。
ゼロカットシステムを採用する取引所では、一定基準になるとロスカットが入り、さらに追証もありません。

FTXではゼロカットシステムを採用しているため、レバレッジ取引で損失を抱えても返済の必要がありません。

③「ロスカット」とは

ロスカットとは、追証を発生させないために、取引が強制的に決済されることです。
ロスカット基準に達すると、損失の拡大を防ぐためにロスカットされます。

ロスカットの基準は仮想通貨取引所によって異なるので、確認が必要です。
FTXのロスカット基準は後述しますので、ぜひご確認ください。

一度ロスカットが始まると、FTXでは少額のポジションであれば1分程度で終わります。
ポジションを順番に精算して、レバレッジがアカウントの基準値を下回るとロスカットの終了です。

通常はロスカットの終了で、通常の取引に戻れます。
しかし、FTXのロスカット後もアカウントの証拠金維持率が下がり続けるケースがあります。

アカウントの証拠金が「精算決済証拠金」を下回ると、「バックストップ流動性プロバイダーシステム」が発動されます。

FTXでロスカットされた時のポジションを引き受けて、クローズする相手が「バックストップ流動性プロバイダー」です。

④FTXの独自ロスカット基準

多くの仮想通貨取引所では、証拠金維持率を元に追証やロスカットが行われます。
証拠金維持率とは、証拠金と含み損益の率のことです。

しかしFTXでは、推定決済価格と証拠金維持率がロスカットの決め手になります。

FTXのトレード画面右側の「インフォメーションボックス」で確認できる「推定決済価格」が、第一のロスカット基準です。
先物取引の価格が「推定決済価格」に達すると、ロスカットされます。

第二のロスカット基準は、多くの取引所と同じく「証拠金維持率」です。
証拠金維持率は、インフォメーションボックスの「メンテナンスマージン要件」に当たります。

同じくインフォメーションボックスで確認できる「マージン分数」が「メンテナンスマージン要件」を下回ると、ロスカットされます。

一般的にはロスカットの実行は、「証拠金と含み損益の割合」が証拠金維持率を下回った時です。

けれどもFTXでは、証拠金をマーク価格で割った「マージン分数」が証拠金維持率を下回った時がロスカットタイミングになります。

FTXのロスカット率は変動するので、随時インフォメーションボックスで確認しましょう。
証拠金維持率が変わるので、合わせてロスカット率も変動するからです。

またFTXの証拠金維持率は、レバレッジ倍率20倍以下と50倍以上で異なります。
証拠金維持率は最低基準が以下のように定まっていますが、ポジションサイズによって増加の可能性があります。

レバレッジ20倍以下 証拠金維持率:3%〜
レバレッジ50倍以上 証拠金維持率:0.6%〜

(2)FTXで追証がないメリット

先述しましたが、追証は最悪の場合は借金になります。
借金にならなくても、追証は損失であることは変わりません。

追証がなければ、投資した額とは別に、追加での支払いが不要です。
そのため、予定外の出費が不要となり安心でしょう。

特にレバレッジ取引では、実際の投資額よりも大きな額で取引します。
たとえばFTXでは、元の資金を最大101倍にした投資額での取引が可能です。
10万円投資して、レバレッジを100倍にすれば、1,000万円での取引になります。

もし追証があって、損失を出した時の恐ろしさをお分かりいただけたでしょうか?

しかも仮想通貨の価格変動は非常に激しいので、損失を出すリスクは高くなります。
追証があるレバレッジ取引はとても危険なので、追証なしの仮想通貨取引所がおすすめです。

ただし、うまく相場の波に乗れた場合です。

レバレッジトークン取引では、証拠金が不要な点もメリットでしょう。
ただし追証がなくても、損失は発生する可能性があるので、特に高い倍率のレバレッジ取引は気をつけましょう。

(3)FTXで追証がないデメリット

メリットだらけに聞こえるFTXの追証なしですが、2つのデメリットもあります。
取引状況の危なさに気付きにくいことと、調子に乗ってトレードしやすいことです。

ただ、「常に慎重」という姿勢を忘れなければ大丈夫でしょう。
随時インフォメーションボックスを確認したり、気を引き締めたりと意識すると効果的です。

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FTXの最大101倍のレバレッジ

FTXでは、最大101倍を始めとした高い倍率のレバレッジ取引ができます。
高いレバレッジ率の取引も、FTXの人気を支える理由の一つです。

FTXには、全部で7つのレバレッジ倍率があります。
FTXのハイレバレッジ率は、50倍・100倍・101倍です。

レバレッジ倍率
  • 3倍
  • 5倍
  • 10倍
  • 20倍
  • 50倍
  • 100倍
  • 101倍

FTXのレバレッジトークン

レバレッジトークンの存在は、FTXの特徴の一つでしょう。
レバレッジトークンを利用すると、追証やロスカットもありません。

(1)FTXのレバレッジトークン

現在では世界最大級の仮想通貨取引所「バイナンス」でも、FTXのレバレッジトークンを扱っています。

維持率やロスカットを気にする必要がない「レバレッジトークン」は使いやすく、一度慣れるとハマるかもしれません!?

①レバレッジトークンの特徴

FTXの「レバレッジトークン」を利用すると、証拠金取引よりも高いリターンを得る可能性があります。要でかつ、ロスカットの心配もありません。
『レバレッジ取引ができるのにロスカットされない』点は、レバレッジトークンの最大の利点でしょう。

しかしレンジ相場や大きな荒れを起こす相場に大変弱い特徴がある「レバレッジトークン」は、長期保有に不向きです。

しかも「レバレッジトークン」の価値がほぼ消失する可能性もあるので、慎重になりましょう。

②レバレッジトークンの種類

FTXのレバレッジトークンには、レバレッジ倍率とポジション別に次の5種があります。

レバレッジ倍率 ポジション
MOON 10 ロング(買い)
BULL 3 ロング(買い)
DOOM 10 ショート(売り)
BEAR 3 ショート(売り)
HEDGE 1 ショート(売り)

(2)強制ロスカットも追証もなし

レバレッジトークンには強制ロスカットも、追証もありません。
毎日日本時間の午前11時に、レバレッジトークン自体が自動的に買い足しや売り戻しが行うからです。
リバランスによって、ポジションが調整される仕組みです。

強制ロスカットがないので、自分のタイミングで勝負を図りやすくなります。
また追証がないため、借金の心配がなく安心です。

FTXの特に把握しておきたい3つの特徴

FTXにはレバレッジ取引やレバレッジトークン、幅広いデリバティブ商品と、様々な特徴があります。

しかしFTXには他にも、特に把握しておきたい3つの特徴が存在します。

  1. 入出金手数料が不要
  2. オリジナルのトークン
  3. カスタマイズ自動売買サービス

(1)入出金手数料が不要

FTXでは条件がなく、仮想通貨の入出金手数料が不要です。

法定通貨での入出金は条件次第で手数料がかかります。
しかし日本円に対応していないFTXでは、日本在住で円ベースの生活をされている方は、原則的に仮想通貨での入出金です。

よって仮想通貨で入出金する日本在住者は、FTXの入出金手数料は不要と思って良いでしょう。

さらにFTXの出金は極端に速く、送信をしたことのあるアドレス宛であれば、なんと1分以内に完了する場合もあります。
迅速な出金は助かるだけでなく、FTXへの信頼性を高めるのではないでしょうか?

(2)オリジナルトークン

FTXにはオリジナルトークンの「FTTトークン」があります。
先物取引で証拠金として代用できるFTTトークンは、実質的に証拠金不要でトレード可能で便利です。

さらにFTXがバーンしながら流通量を調整して、常にFTTトークンの総発行数の半分までの量にしています。

そのため、FTTトークンの価値がなくなる恐れはあまりないでしょう。
運が良ければ、FTTトークンの希少価値が高まり、価格の上昇が期待できるかもしれません。

加えてFTTトークンの保有量によっては、FTXの手数料が割引になります。
ただし、FTXの規定により「テイカー手数料は0.015%より抑えることは不可」です。

FTT保有量(USD) FTX手数料の割引率 OTC手数料の割引 レベル特典
100 3% N/A N/A
1,000 5% なし N/A
5,000 10% 0.0025% N/A
10,000 15% 0.0050% N/A
50,000 20% 0.0050% N/A
100,000 25% 0.0075% N/A
200,000 30% 0.0100% N/A
500,000 35% 0.0125% N/A
1,000,000 40% 0.0150% 自動的に
Tier4に昇格
2,500,000 50% 0.0200% 自動的に
VIPに昇格
5,000,000 60% 0.0200% 自動的に
VIP2に昇格

(3)カスタマイズ自動売買サービス

2020年4月から導入した「クアントゾーン」は、カスタマイズ設定した条件で自動的に金融商品を取引できます。

15秒ずつのトリガーで取引するので、チャート画面に張り付けなくても取引可能です。
従来トレードが難しかった時間帯に稼げる可能性があるため、クアントゾーンは評判を呼んでいます。

しかもクアントゾーンはプログラミングの専門的な知識はいらないので、どなたにもお使いいただけるでしょう。

まとめ:FTXでは追証・ゼロカットがない!

FTXには追証・ゼロカットがないので、借金を負うリスクがありません。
最大101倍でのレバレッジ取引やレバレッジトークン取引をできるFTXでは、「追証なし」は大変助かるシステムです。

FTXには追証がないとは言え、損失は発生します。
よって、やはり高いレバレッジ率には注意して取引をしましょう。

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