仮想通貨FXをやる上で最も大切と言って過言では無いのが資金管理です。
資金管理ができなければ、たまたまトレードが上手くいき資産を増やすことができても、いずれ資金を失う事になるでしょう。
特にボラティリティが高い仮想通貨(ビットコイン)FXのトレードでは短期間で大幅に資産を増やすことができる反面、逆に多くの資産を失うリスクも高まります。
まずは資金管理の基本を抑えることから説明していきましょう。
①トレードは余裕資金で
大原則として相場に入れる資金は、必ず「余裕資金」で行うようにしましょう。
目的の決まっている資金(自宅購入・老後資金など)や生活費を相場に持ち込んでしまうと冷静な投資判断をすることが難しくなってしまいます。
「このお金がなくなってしまうと家賃が払えなくなる」 という状態で、正常な投資判断を下すことが出来なくなることは想像に固くないでしょう。
極論ですが「失っても痛くない」資金でトレードに臨むことが皆さんのパフォーマンスを最大に引き出せる環境と思って下さい。
トレードで負けて、失った資金を取り返そうと思った時、人は欲が出て大きく負けてしまいます。つまり初心者の方は欲が出ない、失っても良いと思える金額からスタートする事をおすすめします。
②トレードの時間軸を決める
トレードする時間軸によって参照する指標やトレード指標が変わってきます。
資金管理の面でも大きな影響を与えるため、どの時間軸でトレードするのか決めることが大切です。
- スキャルピング(数秒から数分)
- デイトレード(数分から数時間)
- スイングトレード(数日から数週間)
- 中長期投資(数週間~)
仮想通貨のトレードの時間軸はデイトレードおよびスイングトレードが一般的であるため、本サイトは以後、これら2つのトレードについて説明していきます。
また、このトレード手法の選択はご自身の資金力によっても選び方が変わってきますので、非常に大事なポイントになります。
③リミットとストップロス
リミットは「利益確定」、ストップロスは「損切り」を意味します。
トレードをする際にこれらを設定することが重要ですが、トータルで勝っているトレーダーほど厳格に決め、負けているトレーダーほど設定していないため、資金管理の大切さを証明する形になっています。
皆さんもトータルで勝ち資産を増やしていきたいと考えるのであれば、リミットとストップロスの設定は必ず行うようにしましょう。
④定期的な出金を行う
相場は何が起きるかわからないもの。
ある程度利益を出せるようになったらおのずと相場に入れている資金が増えていくことになります。
もちろん複利で運用してポジションを増やしてさらなる利益を求めていくことも大切ですが、あらかじめ決めていた資金に達したら出金することを決めておき、普通預金口座に入れて「熱を冷ます」ことも大切な資金管理の一つです。
⑤トレードの禁止事項
これら4つのことをトレードの禁止事項としておく事をおすすめします!
- 損失を出してしまって取り戻すために生活資金に手を出す
- デイトレードをやっていたが含み損を抱えているためスイングトレードに切り替える」
- ロングしたら下がってきたのでストップロスの注文を取消・変更した
- 100万円が150万円になったためさらに大きな利益を狙ってトレードを続けた
このような行動を1つでもとってしまう方は、間違いなく勝ち組トレーダーになることは出来ません。
もう一度言います。 この4つのことをトレードする前に決めておかなければ勝ち組トレーダーになることは出来ませんので徹底しましょう。
これらの「資金管理」を行うことでトレーダーとしてスタートを切ることが出来るでしょう。