本記事の内容はFTXの内容を記載しています。
FTX Japanのサービスとは異なる場合があります。日本国内でFTXを利用したい方はFTX Japanへの登録・口座開設がおすすめです。
FTXでトレードする上で入金と出金に関する情報は、把握したい点でしょう。
日本在住者は、FTXでは通常仮想通貨での入出金となります。
少しややこしく見えるFTXの入金・出金ですが、分かれば難しくありません。
本記事では、各KYCレベル別の入出金方法や注意点・入出金できない理由をご説明します。
本記事を読み終わった頃には、疑問の無い円滑な入出金手続きを行えるでしょう。
\入出金手数料無料/
目次
FTXのKYC認証レベルで異なる入金・出金方法
FTXの入金・出金方法は、4つのKYC認証レベルで異なります。
ここでは各FTXの認証レベルごとの入金・出金方法をご説明します。
(1)認証レベル0
FTXにEメールアドレスを入力してアカウント登録した状態が、認証レベル0です。
認証レベル0の出金可能額は累計1,000USDに制限されていて、仮想通貨のみFTXへ入金できます。
(2)認証レベル1
FTXにEメールアドレスに加えて、氏名・居住国・居住県を入力すると、認証レベル1に上がります。
認証レベル1では、出金限度額が1日当たり2,000〜9,000USDです。
入金方法は依然仮想通貨のみですが、出金限度額や入金に要する手数料を考慮すると、大半の投資家は認証レベル1で十分でしょう。
(3)認証レベル2
認証レベル2になると、出金額の制限がなくなります。
入金方法も仮想通貨に加えて、クレジットカードでのビットコイン購入が可能です。
しかしクレジットカードでのビットコイン購入は高い手数料を要することから、メリットはあまり無いでしょう。
認証レベル2への到達に必要な入力項目と書類は、下記でご確認ください。
- 身分証明書に記されている氏名
- 生年月日
- 出身地
- 住所
- 住所を証明する書類
- 資産内容
- パスポート等の政府が発行する身分証明書の画像
- 政府が発行する身分証明書と「FTX」と提出日の日付を書いたメモを持った自撮り画像
(4)認証レベル3
認証レベル3では、法定通貨の電信送金が可能になります。
認証レベル3に求められる書類は、次の2点です。
- 直近の住所が証明できる書類(公共料金請求書や賃貸借契約書など)
- 直近の、法定通貨の入出金を行う口座の銀行取引明細書
FTXの入金方法とは
FTXは法定通貨または仮想通貨からの入金に対応しますが、日本在住者の選択肢は実質仮想通貨のみです。
FTXの入金処理は数分〜1時間内での完了が多いですが、10万円以上になると数時間〜丸1日かかるケースもあります。
ここでは、各対応通貨や注意点・入金方法をご説明します。
(1)法定通貨での入金
FTXに法定通貨で入金するには、KYCのレベル3以上が求められます。
FTXは下記の法定通貨での入金に対応していますが、日本円には非対応です。
- 米ドル(USD)
- ユーロ(EUR)
- 豪ドル(AUD)
- ブラジルレアル(BRL)
- カナダドル(CAD)
- スイスフラン(CHF)
- ポンド(GBP)
- 香港ドル(HKD)
- シンガポールドル(SGD)
- トルコリラ(TRY)
- 南アフリカランド(ZAR)
USD以外の入金は、事前にFTXへご連絡ください。
10,000USD以下は75USDの手数料、10,000USD以上だと手数料不要です。
日本円は非対応かつ手数料も発生するので、法定通貨はFTXで魅力のある入金方法とは言えないでしょう。
(2)ブロックチェーンの入金
先にビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を、国内の取引所で購入しましょう。
手間は要しますが、FTXへの仮想通貨での入金は手数料不要です。
FTXアカウントからの送金は、二段階認証の設定が必須なので、設定をご確認ください。
FTXで対応している仮想通貨は、下記の16種類です。
- BCH
- BNB
- BTC
- BTMX
- BRZ
- ETH
- FTT
- LINK
- LTC
- PAXG
- TRX
- TRYB
- USDステーブルコイン(BUSD・HUSD・PAX・TUSD・USDC)
- WRX
- XAUT
(3)入金方法
ここでは、実際の入金方法をご説明します。
①ウォレット画面に移動
まずは、FTXのアカウントにログインして、「ウォレット」画面に移動してください。
ウォレット画面では、残高の一覧が表示されます。
②振り込み通貨を選択・入金
「ウォレット」の残高一覧から、入金する通貨を選択して「入金」をクリックしてください。
③アドレスのコピー
「入金」をクリックすると表示される入金用アドレス宛てに、選んだ通貨を送金します。
入金アドレスの表示画面の「コピー」をクリックして、別の取引所やウォレットの所定欄に貼り付けると、送金手続きが可能です。
入金アドレスとは別途、「メモ」の記入を求める仮想通貨もあります。
「メモ」がアドレスとセットで表示された場合は、必ずメモを記録してから手続きを進めてください。
FTX入金時の留意点
FTX入金時には、3つの留意点があります。
先述済みの内容もありますが、各ポイントについて確認しましょう。
(1)日本円による入金は不可
USDやEURなどには対応していますが、FTXは日本円には対応していません。
日本在住者は、「FTXへの入金は仮想通貨」と捉えておきましょう。
(2)少額入金からテスト
FTXへの入金は、少額から始めることをおすすめします。
送金時のアドレスの間違いや、送金元ならびにFTXのシステムエラーによる送金の失敗時は、仮想通貨を消失するリスクがあるからです。
アドレス間違いにより、仮想通貨を架空の場所に送金して取り戻せないケースは多く発生しているので、お気をつけください。
FTXに入金できない理由
ここでは、FTXに入金できない主な理由4点をご紹介します。
次の4つの理由で解決しない時は、FTXに問い合わせましょう。
(1)必要なメモの記入漏れ
仮想通貨の種類によっては、送金時に入金アドレスと合わせてメモが必要です。
たとえばBNBトークンでは、数字のコードがメモとして表示されます。
メモの記入をせずに入金手続きを行うと、口座に入金が反映しません。
そのため仮想通貨を失うリスクがあるので、必ずメモを控える習慣をつけてください。
(2)アドレスの間違い
仮想通貨において、銀行口座での口座番号に当たるのが入金アドレスです。
そのため、アドレスを1文字でも間違えると入金資金を消失します。
入金先の間違いによる返金はありませんので、くれぐれもアドレスの間違いにご注意ください。
アドレスのコピペをすることで、アドレス間違いのリスクは多少軽減できるでしょう。
(3)該当仮想通貨の選択ミス
たとえばBTCをETHのアドレスに送っても、仮想通貨を失うだけです。
意外と発生するミスなので、該当の仮想通貨を確認して送金しましょう。
(4)出金元の情報を確認
FTXの口座で入金情報が反映されなければ、出金元の情報を確認してください。
FTXへ送金時に、出金元のウォレットや取引所での手違い・ミスの可能性があるためです。
残高より多い仮想通貨の送金手続きや他の仮想通貨のアドレスへの送金、アドレスの入力ミスが、ミスとして多く見られます。
上記のような間違いでは、仮想通貨を取り戻せないのでご注意ください。
出金元のステータスの確認で、送金処理の状況が把握できるでしょう。
\入出金手数料無料/
FTXの出金方法とは
FTXの出金方法は法定通貨と仮想通貨ですが、日本在住者だと実質的に仮想通貨のみが選択肢です。
FTXの出金は多くの場合、数分以内に処理されます。
しかし出金額が多いと目視での確認が入り、出金完了までに数時間要するそうです。
ここでは、各出金の概要と実際の出金方法を確認しましょう。
(1)法定通貨での出金
FTXはUSDやEURなど、法定通貨での出金に対応しています。
反面日本円には対応しておらず、日本在住だと実質的に法定通貨による出金は関係ありません。
(2)仮想通貨の出金
FTXがトランザクションフィーも負担するので、FTXの仮想通貨の出金手数料は完全に無料です。
しかし取引量より出金額の方が多い場合は、最大0.10%の手数料が取られます。
(3)出金方法
ここでは、実際の出金方法を解説します。
①ウォレット画面に移動
まずはFTXのアカウントにログインして、「ウォレット」画面に進んでください。
②出金する通貨を選択
通貨の一覧が表示されるので、出金したい通貨を選択して「出金」をクリックします。
③数量・送付先・2段階認証コードの入力
出金額として仮想通貨の数量と送金先のアドレス、2段階認証コードを入力して「出金」をクリックしてください。
「出金」のクリックで、仮想通貨の出金手続きは完了です。
法定通貨の出金の場合は、振込先の情報を入力しましょう。
FTX出金時の留意点
FTXには、主に3つの留意点があります。
ご紹介する3点の理由で問題が解決しない際は、FTXにお問い合わせください。
(1)通貨によってはメモが必要
入金時と同様、出金時にもメモやタグが必要な通貨があります。
メモやタグの記入が無いと、正しく送金手続きが行えません。
たとえば、リップルやバイナンスコインが該当します。
(2)24時間内の登録情報変更
FTXでは、2段階認証の削除・再設定やパスワード・メールアドレスの変更から24時間以内は出金できません。
通貨の送金には、変更から24時間の経過を待ちましょう。
万が一お急ぎの場合は、FTXに連絡してロックの解除を申請可能です。
(3)出金パスワードの設定
FTXでは出金用パスワードの設定を、セキュリティ対策として用意しています。
出金用パスワードの設定をしていれば、ログイン用のパスワードとは異なるはずです。
出金パスワードを設定したか覚えていない場合は、まず設定の有無を確認しましょう。
FTXにログイン後、「アカウント」→「設定」をクリックすると、「アカウントのセキュリティ」が表示されます。
「出金用パスワード」の欄を確認すると、出金用パスワードが有効か判明します。
FTXから出金できない理由
FTXから出金できない最大の原因は、仮想通貨を送金時のアドレスの間違いです。
他の理由としては、ご希望の出金額がKYC認証レベルにより認められていない可能性があります。
KYCレベル2・3の方は出金制限がありません。
しかし、レベル0・1では出金制限があるので、ご自身のKYC認証レベルを確認されると良いでしょう。
アドレスの間違い
FTXで送金ができない最も多い理由は、仮想通貨送信時のアドレスの間違いです。
万が一アドレスを間違えると、FTXも誤って送金された仮想通貨を取り戻せません。
ただし送り先がFTXのアドレスの場合は、回収を試みるとしています。
回収を依頼する場合は200USDが必要な上、回収可能な保証はありません。
よって、仮想通貨の送信時には細心の注意を払いましょう。
まとめ:FTXの入金・出金方法を把握して、円滑なトレードを行おう!
FTXの入金・出金の方法や留意点などをご説明しました。
日本居住者は、実質的にFTXには仮想通貨で入金することになります。
FTXにおける仮想通貨での入出金は手数料が無料で、手続きも非常に迅速です。
ただ通貨によっては、送金時にメモやタグを要するので記入漏れにご注意ください。
\入出金手数料無料/
本記事の内容はFTXの内容を記載しています。
FTX Japanのサービスとは異なる場合があります。日本国内でFTXを利用したい方はFTX Japanへの登録・口座開設がおすすめです。